2023/01/12
山手歯科クリニック戸越公園です。
本日は歯並びが悪いことで起こる問題についてお話しします。
1:虫歯や歯周病になる可能性が高くなる
歯並びが悪いと、虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。これは、歯並びが悪いことで歯磨きが不十分になり、汚れがたまりやすくなるためです。汚れの蓄積を放置しておくと、細菌が繁殖し、虫歯や歯周病の原因となることがあります。
普段から歯に気を遣っていても、歯並びの悪い人と良い人ではリスクに差が出てくるのです。
2:顎関節症になりやすい
歯並びが悪いことによって、顎の関節に過剰なストレスがかかります。負担が蓄積されたり、長期間にわたって継続されたりすると、顎関節症が発症することがあります。口を開け閉めすると痛い、顎のあたりから音がするなどの症状がある場合、すでに顎関節症になっている可能性があります。
他にも、頬杖をつくことが顎関節症の発症につながるケースもあります。左右の咀嚼が均等でない場合も、顎にかかる負担は大きくなります。日常の様々な習慣や動作が顎関節症を引き起こしますが、噛み合わせが正しくないことは大きな要因の一つになります。
3:口臭がひどくなる
歯並びが悪い人は、歯磨きや歯のケアを無視する傾向が強くなります。先ほども述べたように、歯並びが悪いとクリーニングがしにくいので、食べかすがたまりやすくなります。
その結果細菌が繁殖し、不快な口臭につながってしまうのです。歯の位置が悪いと、歯ブラシでしっかりケアしているつもりでも、必ず掃除しきれない部分ができてしまいます。口臭が気になる方は、一度歯並びの矯正を検討してみることをおすすめします。
4:身体全体に影響することも
歯並びの悪さは、様々な体調不良の原因になることがあります。顎関節症になると、肩こりや頭痛、消化不良などの不快な症状を感じることがあります。
顎を囲む筋肉に起こる硬直が全身に広がったり、血液循環に問題を引き起こしたりすることで、思いもよらない不調の原因となるのです。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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