2024/01/12
山手歯科クリニック戸越公園です。
今回は、プラーク(歯垢)についてご紹介します。
プラーク、別名歯垢は、口腔内の健康に大きな影響を及ぼす物質です。これは日々のオーラルケアで特に注意すべきポイントとなります。
プラークは食事の残りや細菌が集まってできる物質です。歯に白や黄色くネバネバと付着し、約70~80%が細菌で構成されています。プラークはバイオフィルムという膜状のものとしても認識されており、例えば、浴槽の排水口のぬめりはこのバイオフィルムによるものです。
1mgのプラークには約1億の細菌、500種類以上が含まれています。これには虫歯や歯周病の原因となる細菌も含まれています。細菌は唾液の成分と結合し、硬化して歯石を形成します。この歯石が歯周病の主要な原因となります。
歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスを使ったブラッシングが効果的です。特に歯の重なりや奥歯、歯間、欠損歯周辺に注意が必要です。
バイオフィルムが歯に固着すると、唾液の抗菌作用や血液中の免疫細胞の機能を妨げ、虫歯、歯周病、口臭の原因となります。
プラークの早期発見と対処は、長期的な口腔問題を防ぐために重要です。日常の口腔ケアと定期的な歯科診察により、健康な口腔環境を維持しましょう。
皆様の健康と美容の一助となることを願っています。ご覧いただき、ありがとうございます。
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