歯茎からの出血に要注意! 歯周病の可能性あり?

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歯茎からの出血に要注意! 歯周病の可能性あり?

歯茎からの出血に要注意! 歯周病の可能性あり?

 

 

戸越公園駅の歯医者「山手歯科クリニック戸越公園」です。

本日は「歯周病」について詳しくお話しします。

歯周病は、多くの人が知らずに進行させてしまう病気であり、口腔内だけでなく全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。以下では、歯周病の症状やその予防方法について解説しますので、ぜひご自身の口内環境を見直すきっかけにしてください。

 

 

歯ぐきの腫れと色の変化

健康な歯ぐきは薄いピンク色で、引き締まった状態が特徴です。しかし、歯周病が進行すると、歯ぐきに炎症が起こり、赤く腫れてくることがあります。この赤みと腫れは、歯周病菌と戦うために歯ぐき内の免疫細胞が活発化しているサインです。

 

歯ぐきを守るために

  • 毎日の歯磨きでは、歯周ポケット(歯と歯ぐきの隙間)に歯垢が溜まらないよう、丁寧に磨くことが重要です。
  • 適切なケアによって歯垢や細菌が取り除かれると、炎症が治まり、出血も減少し、健康的な引き締まった歯ぐきを取り戻せます。

早期のケアで健康な歯ぐきを維持しましょう。

 

 

歯ぐきからの出血

歯周病が進行して歯肉炎になると、歯磨き中に出血しやすくなります。この出血が放置されると、歯垢が歯石となり、さらに歯周病が進行するという悪循環が生じます。歯周病が進むと、歯を支える骨が劣化し、最悪の場合、歯が抜け落ちる危険性もあります。

 

出血がある場合のケア方法

  • 柔らかい毛先の歯ブラシに切り替え、歯と歯ぐきの境目を優しく磨きましょう。
  • 出血が続く場合は、歯周病が進行している可能性があるため、早めに歯科医院での診察を受けることが推奨されます。

歯ぐきからの出血を「普通のこと」と思わず、早めの対応が大切です。

 

 

歯石と血石の生成

歯垢が蓄積すると細菌が増殖し、歯肉炎を引き起こします。これが進行すると、唾液中のカルシウムと結合して「歯石」が形成されます。さらに出血がある場合、その血液と歯石が結合し「血石」と呼ばれる硬い付着物ができ、これは通常の歯磨きでは除去できません。

 

歯石・血石の悪影響と除去方法

  • 歯石は歯に固着し、歯周病菌の温床となるため、歯周病の進行を加速させる原因となります。
  • 歯石や血石が付着していると、さらに出血しやすくなり、歯周病菌の住処が増えていくという悪循環が生じます。
  • 歯石を除去するためには、定期的に歯科医院でのクリーニングを受け、歯周病の進行を防ぐことが大切です。

定期的なクリーニングは、歯周病予防のための最も効果的な方法です。

 

 

まとめ

歯周病は、自覚症状が少ないまま進行してしまうことが多く、早期発見・早期治療が重要です。歯ぐきの腫れや出血など、少しでも気になるサインがある場合は、戸越公園駅近くの山手歯科クリニックで診察を受け、適切なケアを受けましょう。健康な口腔環境を維持するために、日々のセルフケアとプロフェッショナルなクリーニングを取り入れてください。

少しでも参考になれば幸いです。本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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