2025/04/28
戸越公園駅の歯医者「山手歯科クリニック戸越公園」です。
本日は「歯科用CTの主なメリット」について、詳しく解説していきます。
歯科用CTは、インプラント治療をはじめ、さまざまな高度歯科医療に欠かせないツールです。
では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
わかりやすくご紹介します。
院内に歯科用CTが設置されている歯科医院では、必要なタイミングですぐに撮影を行うことができます。
これは患者さんにとって大きなメリットです。
もし院内にCT設備がない場合、提携先の他院に出向いてCT撮影を行う必要があり、
といった負担が生じます。
また、「院内撮影可能」といっても、CT撮影料がインプラント費用に含まれているかどうかは医院によって異なります。
インプラント相談時には、「CT撮影に追加費用はかかりますか?」と確認しておくと安心です。
気になる点は遠慮せず、ドクターに直接質問しましょう。
歯科用CTの被曝量は、医科用CT(病院などの全身用CT)の約10分の1程度とされています。
そのため、放射線被曝が気になる方にとっても比較的安心して利用できる検査方法です。
もちろん、医科用CTの被曝量でも健康被害のリスクは極めて低いとされていますが、
必要最小限の被曝で十分な情報を得られるという点は、やはり大きなメリットです。
さらに、歯科用CTは口腔や顎周辺に特化した設計になっているため、
全身撮影を前提とした医科用CTよりも、より高精細に細かい骨の構造を確認できます。
骨の厚み、神経の走行、埋伏歯の位置なども詳細に把握でき、より正確な診断に繋がります。
歯科用CTは、コンパクトな機械で頭部のみを撮影するため、座ったまま撮影できる設計になっています。
そのため、
でも、安心して撮影を受けることができます。
また、医科用CTのように検査着への着替えが不要で、撮影時間も短いため、
患者さんの負担が非常に少ないのが特徴です。
緊張することなく、スムーズに検査を受けていただけます。
歯科用CTによる撮影データは、インプラント治療をはじめ、親知らずの抜歯、根管治療、矯正治療など、幅広い分野で活用されます。
特にインプラント治療では、CT画像によって、以下のような事前準備が可能になります。
これらの情報をもとに、手術計画を立てることで、
リスクを最小限に抑えた安全な手術が実現できます。
さらに、専用のインプラントシミュレーションソフトを併用すれば、
より精密なガイドを作製し、手術の成功率を高めることも可能です。
治療前に、3DのCT画像を用いて説明を受けることで、患者さん自身も、
を直感的に理解しやすくなります。
2Dレントゲンでは分かりにくかった複雑な病変や骨の形態も、CTなら立体的に把握できます。
これは、治療への納得感を深め、不安を取り除く大きな助けとなります。
また、歯科医師とのコミュニケーションも円滑になり、
「治療を受ける決意がついた」「安心して任せられた」
という患者さんの声も多く聞かれます。
現在では、保険診療だけでなく、自由診療による選択肢も増えています。
なかでもインプラント治療のような精密さが求められる治療では、歯科用CTによる事前診断が不可欠です。
しかし、歯科用CTはすべての歯科医院に設置されているわけではありません。
医院選びの際は、
をしっかり確認することをおすすめします。
「どんな機材を使って診断・治療してくれるのか」も、大切な歯を守るための判断基準のひとつ。
ぜひ慎重に選びましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スマイルと機能性を追求した歯科治療専門クリニック
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『山手歯科クリニック戸越公園』
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