医院ブログ

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戸越公園(品川区)の歯科・歯医者なら山手歯科クリニック戸越公園

ワイヤー矯正とマウスピース型矯正の違いとは?

 

山手歯科クリニック戸越公園です。
本日はワイヤー矯正とマウスピース型矯正の主な相違点についてお話しします。

 

『取り外しについて』
「ワイヤー矯正」の場合、自分で取り外すことはできません。
一方、「マウスピース矯正」は自分で頻繁に取り外すことが前提となっています。

 

『目立ちやすさについて』
「マウスピース」は透明で薄いため目立ちません。

ワイヤー矯正においては、「ブラケット」を歯の表面か裏面につけて「ワイヤー」により歯を動かしていくことになりますが、そのブラケットとワイヤーが他人から見えてしまう事もあります。

ただ、歯の色と近く目立ちにくいブラケットとワイヤーも存在します。

 

「歯の表面(裏面)に装置をつけるワイヤー矯正」のことを「表側(裏側)矯正」と言います。スタンダードなのは表側矯正です。
裏側矯正には「歯の裏に装着するため目立ちにくい」というメリットがありますが、表側矯正に比べると治療費が高くなります。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

「戸越公園駅」から徒歩1分にある歯医者
『山手歯科クリニック戸越公園』
東京都品川区戸越5丁目10−18
TEL:03-5751-6480

 

歯石の取り方

 

山手歯科クリニック戸越公園です。
本日は歯石の取り方について2種類お話しします。

 

『1:スケーリング』
スケーリングが基本となります。
専用器具である「スケーラー」を用いて歯石を取ります。

「歯茎より上部の露出している箇所」だけでなく、「歯茎に覆われた箇所」にある見えにくい歯石も問題なく取り除くことが可能です。
また、麻酔を活用すれば、歯茎に炎症などがあって痛いという場合でも対応できます。

ちなみに、スケーリングが済んでから、「ルートプレーニング」によって、歯の根元のところの表面を滑らかに整える場合もあります。

 

『2:フラップ手術』
「歯茎の内部の汚れ」をスケーリングだけでは除去できないケースでは、歯茎を切って、歯石を取ることになります。こうすれば、汚れをしっかり取ってキレイなコンディションにすることが可能です。

諸々の処置が済んだら縫合をして終わりです。この一連のオペのことを「フラップ手術」と言います。

 

『自力での歯石除去はやめましょう!』
オンラインショップなどで「スケーラー」を買うことができます。
そのため、自力でも歯石を除去できないわけではありません。
ただ、それにはかなりのリスクがあると言えます。

例えば、施術後に適切に消毒することができないと、歯茎の炎症などの問題が発生する可能性があります。
また、一般の方が自分だけで「歯茎の内部の歯石」を除去することはできません。

スケーラーもタダで手に入るわけではないはずです。
購入しても恐らく無駄になってしまいますので、素直に歯医者でケアをしてもらうようにしましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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歯石を長期間放置すると・・・?

 

山手歯科クリニック戸越公園です。
本日は歯石を放置するリスクについてお話しします。

 

『歯石ってなに?』
「歯に付着した汚れが石灰化した物質」のことを歯石と言います。
プラーク(歯垢)はネバネバしていますが、歯石は石のように硬いです。

 

「リン酸カルシウム」が歯石の主成分であり、「死んだ白血球」や「歯垢」が、涎(よだれ)が含有している「カルシウム」や、ミネラルに分類される「リン」によって硬化していき、歯垢へと変質します。

 

『歯石を長期間放置すると?』
歯石そのものが、直接的に歯周病や虫歯を招くことはなく、あくまでプラークが病気の要因となります。
歯石にも細菌が住みついてはいますが、固まって無害になっています。

ですが、歯石が口内の様々な問題の引き金になる可能性はありますから、結局のところ除去しなければならないことは確かです。

 

『誰でも歯石が発生する可能性があります』
「歯医者での歯のクリーニング」を長期的に行わないでいると、毎日丁寧に歯磨きをしていても、だんだんと歯石ができていくものです。

個々人で「歯石のできやすさ」は違いますし、適切に歯磨きができていれば、歯石ができるまでの速度は遅くすることはできます。
しかし、歯磨きをしていないと、半月くらいでプラークが歯垢に変化すると見られています。

 

また、「6か月に1回程度クリーニングをすればキレイな状態をキープできる」という人もいれば、「クリーニングをしてから1か月もしないうちに歯石ができてくる」という人もいます。

これは、涎によって違いが生じると言われています。
「歯石のできやすさ」は、「歯石を生成する成分が、どれくらい涎に入っているか」によって決まるとされているのです。

また、涎の性質は「唾液検査」をすることで分かるため、受けてみるといいでしょう。

 

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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子どもが歯周病に感染しやすいタイミングとは?

 

 

山手歯科クリニック戸越公園です。
本日は子どもが歯周病に感染しやすいタイミングとは?についてお話しします。

 

『乳歯が生え揃うタイミングで感染しやすい』

「口内に歯がない状態」で歯周病に見舞われることはありません(他の歯や口の病気にかかる可能性はありますから気をつけてください)。
そのため、生後6か月くらいまでは歯周病になることはまずないと言えます。

 

ですが、乳歯が生えて始めて、生え揃う、2歳6か月までは特に歯周病にかかりやすくなります。
この時期は、歯の生え方や歯並びが不安定ですから、歯垢などが蓄積しやすいです。
そのため、歯周病菌に感染しやすい状態になっているのです。

 

『子どもの歯周病の症状は?』

症状に関してですが、成人の歯周病とそれほど差があるわけではありません。
ただ、子どもの場合は歯茎が腫れやすく、歯磨きのあとに血が出ることがあります。

 

しかし、最も多いのは「これといった症状が出ない」というパターンです。
症状が表れないことそのものは好ましいかもしれませんが、それはつまり「自覚しにくい」ということでもあります。
現実には多くの子どもが歯周病に見舞われているのですが、「ごく軽症である」「症状が出ていない」などの理由で見過ごされています。

 

ですから一度はお子さんと一緒に歯医者を訪れて、診断してもらうことを推奨します。
(子どもの歯を守るためにも、定期的に歯科医師に行くことをおすすめします)

 

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豆知識編~歯の構造~

 

 

山手歯科クリニック戸越公園です。
本日は歯の構造ついてお話しします。

 

 

『エナメル質』
体の中で一番硬く、密度が高い組織。
ほとんどが無機質からできていて、細菌の好む有機質はほとんど含んでいません。
そのため、再石灰化(再生)はわずかにおこりますが、むし歯の進行は遅いのが特徴です。

 

『象牙質』
細い管状の構造をしています。
有機質を多く含んでおり、やわらかい組織のため、細菌が進入しやすく中で増殖しやすい。
そのためむし歯の進行は早く、大きくなると痛みを感じることもあります。
※再生は起こりません。

 

『歯髄』
痛みを感じる神経や栄養供給をする血管。
ほとんどが、有機質からできており、細菌が歯髄に進入してくると激しい痛みを感じるようになります。
※再生は起こりません。

 

『歯根膜』
歯と骨の硬い組織の中にはさまれていて、クッションの働きをしています。
歯ざわり、噛み応えなどを感じることができ、噛んで痛みを感じるときには、この部分に炎症があります。
※再生能力はそれほど高くありません。

 

『セメント質』
エナメル質と比べると硬さも密度も劣りますが、再生能力は高く、歯肉が下がってセメント質が出てくると、密度が低いため温度による痛みが出てくることがあります。
これを知覚過敏といいます。

 

『歯槽骨』
歯を支えている骨。
歯肉に細菌が進入して炎症が起こると骨は溶けてしまい、支えを失った歯はぐらぐらしてきます。
※再生能力は高くありません。

 

『歯周ポケット』
歯と歯肉の接着部位。
まるでポケットのように少しくぼんだ溝になっています。
歯周病はここから細菌が進入して、進行していきます。

 

本日は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。

※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。

 

 

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