2024/08/09
山手歯科クリニック戸越公園です。
虫歯は、日常生活の中で無意識に続けている習慣が原因で発生することがあります。私たちは普段、口腔ケアに気を付けていても、意外なところで虫歯リスクを高めているかもしれません。この記事では、虫歯を引き起こす可能性のある隠れた習慣について解説します。
頻繁に間食をすることは、口腔内に常に食べ物の残りが存在する状態を作り出します。特に糖分を多く含むお菓子や飲み物を摂取することで、虫歯菌が活発に活動し、酸を生成して歯を溶かします。
対策
間食をする際には、食後に水を飲んで口腔内を清潔に保つように心がけましょう。また、間食の回数を減らすことも大切です。
寝る前に甘い飲み物を飲む習慣は、特に虫歯の原因となります。夜間は唾液の分泌が減少し、口腔内が乾燥するため、細菌が増殖しやすくなります。
対策
寝る前には水か無糖のお茶を選びましょう。また、飲んだ後は必ず歯を磨くことを忘れずに。
ストレスが原因で歯ぎしりをする習慣も、虫歯のリスクを高めます。歯ぎしりは歯を摩耗させ、エナメル質が削られることで虫歯になりやすくなります。
対策
ストレスを軽減するためのリラクゼーション方法を取り入れることが重要です。また、歯科医師に相談してマウスガードを使用することも検討しましょう。
唾液は口腔内を洗浄し、酸の中和を助ける重要な役割を果たしています。ところが、ストレスや脱水症状などで唾液の分泌が減少すると、虫歯のリスクが高まります。
対策
水分をこまめに摂取し、唾液の分泌を促すガムや食品を取り入れましょう。
口腔ケアは重要ですが、過剰に磨きすぎることで歯のエナメル質を傷つけ、虫歯のリスクを高めることがあります。特に硬い歯ブラシを使用している場合は要注意です。
対策
柔らかい歯ブラシを使用し、適度な力で丁寧に磨くよう心がけましょう。
虫歯は、日常生活の中で気づかないうちに続けている習慣によって引き起こされることが多いです。間食や寝る前の飲み物、ストレスによる歯ぎしりなど、見落としがちな習慣に注意を払い、適切な対策を講じることが大切です。虫歯予防には、これらの隠れたリスクを理解し、生活習慣を見直すことが不可欠です。
「戸越公園駅」から徒歩1分にある歯医者・歯科
『山手歯科クリニック戸越公園』
東京都品川区戸越5丁目10−18
TEL:03-5751-6480
2024/07/26
山手歯科クリニック戸越公園です。
歯周病は、歯茎や歯を支える骨に影響を与える慢性的な炎症性疾患であり、主に口腔内の菌バランスの乱れが原因です。この記事では、歯周病と口腔内の菌バランスの関係について詳しく解説します。
口腔内には多くの細菌が存在し、これらは常にバランスを保ちながら共存しています。健康な口腔環境では、善玉菌と悪玉菌のバランスが取れており、歯や歯茎は健康を保ちます。
善玉菌
乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、口腔内の健康を維持するために重要な役割を果たします。これらの菌は、悪玉菌の増殖を抑制し、口腔内の環境を整えます。
悪玉菌
歯周病菌や虫歯菌などの悪玉菌は、歯や歯茎にダメージを与える原因となります。悪玉菌が増殖すると、歯周病や虫歯が進行しやすくなります。
口腔内の菌バランスが乱れると、悪玉菌が増殖し、歯周病のリスクが高まります。
歯周病菌の増殖
歯周病菌は、歯垢や歯石の中で増殖し、歯茎に炎症を引き起こします。これにより、歯茎が赤く腫れたり、出血しやすくなります。
歯周ポケットの形成
歯周病が進行すると、歯と歯茎の間に深いポケットが形成され、さらに細菌が繁殖しやすくなります。これが進行すると、歯を支える骨が減少し、歯が動揺しやすくなります。
口腔内の菌バランスを整えるためには、日常的なケアが欠かせません。
正しいブラッシング
歯垢をしっかりと除去するために、正しいブラッシング方法を身につけましょう。特に歯と歯茎の境目を丁寧に磨くことが重要です。
デンタルフロスの使用
歯間の汚れを取り除くために、デンタルフロスや歯間ブラシを使用しましょう。これにより、歯周病菌の増殖を防ぐことができます。
バランスの取れた食事
口腔内の健康を保つためには、栄養バランスの取れた食事が重要です。特にビタミンCやカルシウムを含む食品を積極的に摂取しましょう。
プロバイオティクスの摂取
乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスを含む食品を摂取することで、善玉菌の増殖をサポートし、口腔内の菌バランスを整えることができます。
定期的な歯科検診を受けることで、早期に菌バランスの乱れを発見し、適切な対策を講じることができます。
プロフェッショナルクリーニング
歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングにより、歯垢や歯石を徹底的に除去します。これにより、菌バランスを整え、歯周病の進行を防ぐことができます。
歯科衛生士のアドバイス
歯科衛生士から日常の口腔ケア方法についてアドバイスを受けることで、効果的なケアを実践できるようになります。
歯周病は、口腔内の菌バランスの乱れが主な原因となる疾患です。正しい口腔ケアとバランスの取れた食事、定期的な歯科検診を通じて、菌バランスを整え、歯周病を予防することが重要です。
「戸越公園駅」から徒歩1分にある歯医者・歯科
『山手歯科クリニック戸越公園』
東京都品川区戸越5丁目10−18
TEL:03-5751-6480
2024/07/18
【当院についてのご案内】
▼当院では個人情報保護に努めています
問診票、診療録、検査記録等の個人情報は治療目的以外には使用いたしません。
▼患者さんと協力してお口の病気の継続的管理に努めています
(歯科疾患管理料)
▼義歯を6ヶ月再作製できない取り扱い
入れ歯(同一の一物)を新しく作った後、6ヶ月間は新たに作り直すことはできません。他院で作った入れ歯についても同様です。紛失等のないようご注意下さい。
▼明細書発行体制等加算
明細書を無料で発行しています(公費負担医療で自己負担の無い場合も含む)。なお、必要のない場合は受付にお申し出ください。
●歯科点数表の初診料の注1に保る基準
当院では、従業員への研修、歯科医療機器などの患者ごとの交換、洗浄・滅菌の徹底など、院内感染防止のための対策を講じています。
●歯科外来診療医療安全対策加算 ●歯科外来診療感染対策加算
口腔外バキュームや自動体外式除細動器(AED)などを備え、総合的な歯科医療環境の整備を行っています。
●歯科診療特別対応連携加算
患者さんが安心して安全な歯科医療環境の提供を行うために、以下の装置・器具を備えています。
・自動体外式除細動器(AED)・経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
・酸素吸入(人工呼吸・酸素吸入用のもの)・救急蘇生セット
緊急時に円滑な対応が出来るよう、下記の医科保険医療機関と連携しています。
緊急時連携病院:東京品川病院 電話番号:03-3764-7481
●歯根端切除手術
手術用頭微鏡を使い歯根端切除手術を実施しています。
●クラウン・ブリッジ維持管理料
当院で作製した金属の冠やブリッジについて、2年間の維持管理を行っています。
【当院における医療安全対策の取り組み】
※当院では安全で良質な医療を提供し、患者さんに安心して治療を受けていただくために十分な装置・器具を有しております。
※自動体外式除細動器(AED)を設置しており、医療安全に配慮しています。
※医療安全管理対策など各種の医療安全に関する指針を備えています。
※患者さまの搬送先として東京品川病院・電話番号(03-3764-7481)と提携し、緊急時の体制を整えています。
当院は歯科外来診療医療安全対策加算1の施設基準を満たし、届出を行っています。また、日本医療機能評価機構が行う、歯科ヒヤリハット事例収集等事業に登録し、継続的に医療安全対策等にかかる情報収集を行っております。
山手歯科クリニック戸越公園
医療安全管理者 大塚雄一
2024/07/12
山手歯科クリニック戸越公園です。
歯周病は、歯茎や歯を支える骨に細菌が感染し、炎症を引き起こす疾患です。進行すると歯を失う原因にもなります。予防と治療には適切な口腔ケアが欠かせませんが、食事と栄養も重要な役割を果たします。ここでは、歯周病から歯を守るために役立つ食事と栄養について詳しく解説します。
以下の栄養素は、歯と歯茎の健康を保つために重要です。
・ビタミンC:
ビタミンCはコラーゲン生成を助け、歯茎を強化します。また、抗酸化作用により歯茎の炎症を軽減します。オレンジ、いちご、ブロッコリーなどに豊富に含まれています。
・ビタミンD:
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨と歯を強化します。日光浴やサーモン、マッシュルームなどの食品から摂取できます。
・カルシウム:
カルシウムは歯と骨の構造を維持するために不可欠です。乳製品、豆類、緑黄色野菜などから摂取しましょう。
・オメガ3脂肪酸:
オメガ3脂肪酸は抗炎症作用があり、歯周病の炎症を軽減する効果があります。サーモン、マグロ、亜麻仁油などが良い供給源です。
健康な歯と歯茎を保つためには、バランスの取れた食事が必要です。
・新鮮な野菜と果物:
繊維質が豊富で、口腔内のプラークを除去する効果があります。生の状態で食べると効果的です。
・乳製品:
カルシウムとビタミンDが豊富な乳製品は、歯と骨を強化します。チーズやヨーグルトを積極的に摂りましょう。
・全粒穀物:
ビタミンB群が豊富で、歯茎の健康を保つために重要です。玄米や全粒パンを選びましょう。
・プロバイオティクス:
ヨーグルトやキムチなどの発酵食品は、口腔内の健康な細菌バランスを維持するのに役立ちます。
歯周病予防には、避けるべき食品もあります。
・砂糖:
砂糖は歯周病菌の餌となり、炎症を悪化させます。甘い飲み物やお菓子は控えましょう。
・酸性飲料:
炭酸飲料やフルーツジュースは酸性度が高く、歯のエナメル質を弱める可能性があります。飲む際にはストローを使うか、水で口をすすぐと良いでしょう。
・アルコール:
アルコールは口腔内を乾燥させ、唾液の分泌を抑えるため、細菌の繁殖を助長します。適量を守ることが大切です。
歯周病予防には、適切な食事と栄養摂取が欠かせません。ビタミンC、ビタミンD、カルシウム、オメガ3脂肪酸などの栄養素を意識して摂取し、新鮮な野菜や果物、乳製品、全粒穀物をバランス良く取り入れましょう。また、砂糖や酸性飲料、アルコールの摂取を控えることも重要です。
「戸越公園駅」から徒歩1分にある歯医者・歯科
『山手歯科クリニック戸越公園』
東京都品川区戸越5丁目10−18
TEL:03-5751-6480
2024/06/28
山手歯科クリニック戸越公園です。
歯並びが健康に与える影響は、多くの人が思っている以上に深いものです。歯並びが整っていることは、見た目の美しさだけでなく、全身の健康にも大きな影響を与えます。この記事では、歯並びと健康の関係について詳しく解説します。
歯並びが整っていることは、口腔内の健康にとって非常に重要です。
・虫歯や歯周病の予防:
歯並びが良いと、歯ブラシが届きやすくなり、プラークや食べかすを効果的に除去できます。これにより、虫歯や歯周病のリスクが低減します。
・咬合のバランス:
正しい歯並びは、上下の歯の咬合が適切に行われることを意味します。これにより、食べ物を効率よく噛み砕くことができ、消化を助けるだけでなく、顎関節への負担も軽減されます。
歯並びは、口腔内の健康だけでなく、全身の健康にも影響を与えます。
・消化器系の健康:
正しい歯並びは、食べ物を十分に噛むことができるため、消化器系の健康を保つのに役立ちます。十分に噛まれた食べ物は、胃や腸での消化がスムーズになり、栄養吸収が効率的に行われます。
・姿勢の改善:
歯並びが悪いと、顎の位置がずれ、それが原因で姿勢に影響を与えることがあります。例えば、顎のずれが首や肩の筋肉に負担をかけ、姿勢の歪みや肩こりを引き起こすことがあります。
歯並びは、見た目に直結するため、精神的な健康にも影響を与えます。
・自信の向上:
美しい歯並びは、笑顔を美しくし、自信を高めることができます。自信が持てることで、社交的な場面でも積極的に振る舞うことができ、精神的な安定をもたらします。
・ストレスの軽減:
歯並びが悪いと、噛み合わせの不調からくる顎関節の痛みや頭痛、肩こりなどがストレスの原因となることがあります。これらの問題を解消することで、ストレスが軽減され、精神的な健康が改善されます。
歯並びが健康に及ぼす影響を考えると、適切な治療と予防が重要です。
・定期的な歯科検診:
歯並びの問題を早期に発見し、適切な治療を受けることが大切です。定期的な歯科検診は、問題の早期発見と治療に役立ちます。
・矯正治療:
歯並びが悪い場合、矯正治療を受けることで、口腔内および全身の健康を向上させることができます。歯科医師と相談し、自分に合った治療方法を見つけることが重要です。
歯並びが健康に与える影響は、口腔内の健康だけでなく、全身の健康や精神的な健康にも深く関わっています。正しい歯並びを保つことで、虫歯や歯周病の予防、消化器系の健康維持、姿勢の改善、自信の向上など、多くのメリットがあります。適切な治療と予防を行うことで、健康で美しい歯並びを維持しましょう。
「戸越公園駅」から徒歩1分にある歯医者・歯科
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