院内設備
CT・レントゲン室
通常のレントゲンと比べて、X線照射線量を10分の1に抑えたデジタルレントゲンと歯科用CTを完備しております。
今まで診断が難しかった病状を3D診断することで、より適切な処置が可能になりました。
CTとは
CTとは、断層撮影(computed tomography)の略です。X線とコンピュータを使って、身体の断面を輪切りにした断層画像で見ることが可能な装置です。この画像からは神経の位置や骨の形態、血管等の位置を確認します。
この技術により3次元画像の撮影が可能になり、治療の方向づけに役立ちます。 多くの医院では、大学病院等の外部機関にCT撮影を依頼しているため時間や費用が余計にかかりますが、当クリニックでは歯科用CTスキャンを導入しているため、クリニック内で撮影を完了できます。
CTスキャンとSim Plant(シムプラント)
インプラント治療や歯周病治療などを適切に行うには、顎の骨の状態を調べて対策を取ることが重要です。通常のレントゲン撮影では平面のみでの確認でしたが、CTを使用することで水平・垂直・斜め方向からの断面図を取得し、口腔内の確認を行い、立体的な画像診断が可能になりました。
また、インプラント治療では、SimPlant(シムプラント)で3D構築した画像を確認しながら治療の計画を立てることで、無理のない治療を可能にしました。3Dシミュレーションソフトを通じて、インプラントを埋め込む位置や角度、さらには適切なインプラントの種類やサイズを確認します。理想的なインプラント治療を行うために欠かせないプロセスです。
滅菌対策
今までの手洗いや洗浄機では難しかった複雑な構造を持った歯科器具の汚れを洗浄できる「ミーレ」を導入し、治療器具を洗浄しています。
また、ヨーロッパ基準(EN13060)をクリアしたクラスBの高圧蒸気滅菌器「リサ」を導入し、医療環境づくりに努めています。
滅菌パック
紙トレー、コップ、エプロン、ヘッドカバー、診療用グローブは全てディスポーザブルのものを使用しています。
また、基本セットはお一人分ずつパックした状態で滅菌したものを、患者さまに使用する直前に開封いたします。
治療説明用コンピュータ
写真や模型では説明の難しいお口の中の様子を、ハイクオリティーな3Dアニメーションや詳細な治療説明書で分りやすく表現します。
また、こちらのコンピュータで、患者さまのお口の中の状態をわかりやすいイラストにし、それを見ながら治療のご説明をすることもできます。イラストを冊子にして、患者さまにお渡ししております。
口腔内カメラ
患者さまは小さい虫歯だと思っていても、実際には大きな虫歯であることもあります。
当クリニックでは、虫歯の状態をモニターに拡大して映して、患者さまご自身の目でご確認していただけます。
位相差顕微鏡
検査時にお口の中の細菌を採取し、鮮明画像で患者さまご自身でお口の中の細菌を観察していただきます。細菌の種類から歯周病菌を特定し、それにより適切な歯周治療が行えます。
ホワイトニングマシーン
パワーの強いハロゲン光を使用しており、特許取得済みのフィルターで強いパワーを維持しつつ、熱を抑制します。熱による歯の痛みや口周りへの影響を緩和します。
口腔外バキューム
有害なアマルガムなどを除去するときや、院内の空気を清潔に保つために使用しております。
表面麻酔+電動麻酔器
麻酔をする前に表面に麻酔薬を置き、ピリピリしてきてから麻酔注射をします。針は痛みを意識したタイプを使用し、電動で麻酔液を徐々に注入することで、痛みを緩和できます。
CO2レーザー
炭酸ガスレーザーは、YAGレーザーとは違う波長のレーザーが照射できます。これにより低侵襲治療(MI)を可能にします。
パーフェクトペリオシステム(免疫療法)
自己免疫殺菌成分のHCLOを精製する機械です。
歯周病菌や虫歯菌をご自分の力で溶菌する働きを助ける作用のパーフェクトペリオ水が精製できます。
オペライト
オペライトを完備し、インプラント治療や再生療法などの治療に使用します。
術野を確保するために医科用のオペライトを設置し、手術時などに活用しています。
インプランター
ドイツKavo製のインプラントユニットを導入しています。
インプラントを行う際はインプランターと呼ばれる機械を別に用意し手術を行うことがスタンダードですが、Kavoのユニットはインプランターが診療台に標準搭載されています。
笑気吸入鎮静法
笑気とは、亜酸化窒素のことで甘い香りがするガスです。
酸素と一緒に吸入すると恐怖心や不安感が薄れます。また、痛みを感じにくくなります。
生体情報モニター
オペ中など、自動で血圧、脈拍、脈波、酸素濃度などを測定する装置を導入しています。モニタリングで全身を管理しながら歯科治療が可能です。